第 52 回海外日系人大会
2011 年 10 月 28 日
東京・憲政記念館
教育は生きる力・在日日系人子どもたち、将来の
夢を語る 発表者とテーマの紹介
学校法人ムンド・
デ・アレグリア校
〒431-0102
静岡県 浜松市
西区 雄踏町
宇布見 9611-1
電話(053)-4827666
松本雅美校長
幼稚園部から高
等部・男女共学
私立学校
■小学校部 5 年
マツオカ・ジョナタン
(パラグアイ)
「10 年後のぼく」
■中学校部 2 年
トレス・アヤコ
(ペルー)...
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第 52 回海外日系人大会
2011 年 10 月 28 日
東京・憲政記念館
教育は生きる力・在日日系人子どもたち、将来の
夢を語る 発表者とテーマの紹介
学校法人ムンド・
デ・アレグリア校
〒431-0102
静岡県 浜松市
西区 雄踏町
宇布見 9611-1
電話(053)-4827666
松本雅美校長
幼稚園部から高
等部・男女共学
私立学校
■小学校部 5 年
マツオカ・ジョナタン
(パラグアイ)
「10 年後のぼく」
■中学校部 2 年
トレス・アヤコ
(ペルー)
「将来にむかって」
■高等部 1 年
カイヤ・ラファエル
(ブラジル)
「私の夢」
在日日系人こども発表会
現在浜松市の外国人登録者のうち、南米系の登録者数は 25.
684 名。ブラジル人はその中で半数
を占め 12.
719 人、ペルー人は 2075 人。ムンド・デ・アレグリア校は、国内でも珍しい南米系の
子どもたちが多い外国人学校であり、同様の学校の中では、初めて学校法人の認可が下りた学校
だ。発表の前に、松本雅美校長から学校紹介が行われた。学校では日本語を習得することの大切
さを踏まえて言語教育をしているが、言葉を覚えるために大切なのは、言葉の概念であり、歴史
や文化だという。
ムンド・デ・アレグリアとは「喜びの世界」という意味がある。自分の喜び、相手の喜びを感
じられる人になってほしいという気持ちを込めて、命名された。学校で行われる朝礼では、日本
の国歌、ペルー・ブラジルの国歌を歌い、母語教育を大切にしているのだが、子どもたちが置か
れている二つの文化の中で、自分のアイデンティティにかかわる母語があってこそ、日本語が生
きてくる大切さを強調した。
また、外国人の子どもたちが通う学校だというだけで、いわれのない偏見をうけたことがあ
り、地域の協力を得られるように、地域との交流を大切にしているという。これまでの出来事が
去来した一瞬、松本校長は、言葉を詰まらせることもあった。
教育は、生きる力になる。自己実現ができるのも教育の持つ力だ。それをサポートするために
学校があると、松本校長は壇上から大会参加者へ、メッセージを伝えた。
講評
二宮正人氏/サンパウロ大学教授
田中克之氏/海外日系人協会理事長
第 52 回海外日系人大会全体会議
が、10 月 28 日憲政記念
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